ブログ「星辰 Sei-shin」開設のお知らせ

  • 2016.02.24 Wednesday
  • 18:24

 この「川喜田晶子KJ法blog」とは別に、私が編集責任者としてブログ「星辰 Sei-shin」を新たに開設いたしました。
 そのいきさつにつきましては、「星辰 Sei-shin」のプロフィールのページ及び、川喜田八潮の記しました「ブログ「星辰」開設のごあいさつ」をご覧いただければとおもいます。
 川喜田二郎と川喜田八潮の思想的な共通点とも言えることですが、ブログタイトルの説明文として、「〈脱・観念的〉な生活思想の追求による、新しい世界視線創造の試み」と掲げました。
 KJ法という方法に関わりながらも常に、川喜田二郎と川喜田八潮、両者の思想の間に橋を架けることができればと念じておりましたが、このたび、より先鋭的なかたちでその〈場〉を設けることができたのではないかと考えております。
 ご縁のある方は、両方のブログをご高覧いただき、それぞれの生活空間における内省の一助ともしていただければ幸甚です。
 
 旧「星辰」を発行しておりましたとき、第五号の扉にエピグラムとしてこんな短歌を掲載いたしました。2000年・冬のことです。
 
   消費からもっとも遠い一冊のただ一冊の書に火傷(やけど)せよ
 
「星辰」という場所でものを書くことの気概(気負い)が作らせた一首ですが、あらためてブログという形で「星辰」を開設してみますと、その場所の孤高と屹立の感触が今も、否、以前よりも一層まっすぐに立ち昇っているようにおもわれます。時流の中であぶくのように消えてしまうことのない思想・表現の力を、常に追求してまいりましたが、これからもその想いにブレはありません。
 しかし、今はことさらな「気負い」はなく、多くの縁ある読者に間違いなく「火傷」していただけるという、澄み切った確信のようなものを抱いております。
 この間に、個人が傷や喪失や歓びの体験を経て年輪を重ねるように、時代もまた、大きな傷や癒しや模索の痕を刻みながら、大衆的な規模で魂の深層において、観念的な贅肉を洗い晒してきたのだと、これからも洗い晒してゆくのだと、そんな感慨を抱きます。
 そのような深層の潮流において、「星辰」も、KJ法も、真の生活者と着実に出会い続けてゆくだろうとおもっております。
 私がこのような感慨をもつことができますのも、KJ法を通して縁ある方々と不思議な内実のある出会いを得られた日々のおかげであり、このブログを楽しみにしてくださる読者が、「星辰」とも新鮮に出会っていただけるなら、これ以上のよろこびはありません。
 




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